こんにちは、なみです。
日本企業の特長である株主優待制度ですが、その優待内容は企業によって様々です。
今回は、私が株主優待を目的として、国内個別株で唯一保有する、イオンの株主優待が最強である3つの理由について解説したいと思います。
イオンの株主優待とは
イオン(8267)の株式を購入し、100株以上の株主になると、株主優待を受けられるオーナーズカードが、本人と家族用の計2枚届きます。
ちなみに、2020.9.22時点のイオンの株価は2,741円なので、優待を受けるためには最低27万円程度必要になります。
そのカードを買い物の際に提示すると、キャッシュバックなどの様々な特典を受けられます。
支払い金額に対して3~7%のキャッシュバック
支払いの際にオーナーズカードを提示すると、
持株数に応じ、3~8月もしくは9~2月の半年間の支払額に対して下表のキャッシュバック率を乗じた金額が現金で返金されます。
キャッシュバックの上限額は半年間で100万円なので、保有株数100株の場合、年間最大で6万円がキャッシュバックされます。
さらに、毎月20日、30日のお客様感謝デーの5%割引と併用できるため、3+5=約8%割引となります。
これをイオンカードでオートチャージしたWAONで支払うと、WAONオートチャージによる0.5%と、WAON払いによる0.5%のWAONポイントがもらえるため、トータルで実質9%割引でお買い物ができます。
洗剤や調味料などのストック商品は、お客様感謝デーを狙い、上の手法を使って買い込んでおくと非常にお得になります。
私の場合、イオンやマックスバリュが近くに沢山あり、月に大体7万円程度利用します。そのため、半年で42万円、保有株数は100株なので、42万円の3%=12,600円、年間で25,200円がキャッシュバックされます。
保有する100株は23万円で取得しましたので、このキャッシュバックだけで毎年約11%の追加配当があるようなものです。
さらに、通常の配当は1株当たり36円(2020年見込み)なので、100株だと配当は3,600円/年となり、配当+キャッシュバックで年間28,800円が手元に入ることになります。
実質の配当額に換算すると約12.5%となり、8年保有すれば元が取れてしまう計算になります。
すごいですよね。
映画がいつでも1,000円で見られる
映画を見る機会の多い方にとってうれしい特典として、イオンシネマでオーナーズカードを提示すると、映画の日じゃなくても、映画がいつでも1,000円(子供は800円)で見れてしまいます。
さらに、オーナーズカード1枚に対して、ポップコーンまたはドリンク引換券が1枚もらえます。
私は2,3か月に1度程度、映画館で映画を見ますので、これはかなりうれしい特典です。
その他特典
・専門店での様々な割引が受けられます
「四六時中」「SHIROKU」「グルメドール」「和ぐるめ」「ボンディア」「麦の香」「海の穂まれカフェ・ド・ペラゴロ」で会計時10%割引
「スポーツオーソリティ」「CORNERS(コーナーズ)」「OUTSIDE THE BOX」「タルボット」「イオンペット」「コスメーム」「ブランシェス」「ブランシェスシュシュ」「ブランシェスステラ」「ラッドチャップ」で会計時5%割引
「イオンコンパス」で会計時3%割引
・イオンラウンジが使用可能となり、以下の特典が受けられます。
・ドリンク、お菓子サービス
・新聞、雑誌の閲覧
・携帯電話の充電
・長期保有株主優待制度として、1,000株以上を3年以上保有すると、イオンギフトカード(2,000円~)がもらえます。
まとめ
イオンの株主優待について解説してみましたが、いかがだったでしょうか?
上限はありますが、利用額に対してキャッシュバックされるため、イオンでの買い物額が多い人ほど、多くのキャッシュバックを受け取れ、すぐに取得価格の元が取れてしまうと思います。
その上、映画優待といううれしい特典もあり、イオンでの消費額が多く、映画を見る機会も多い私にとっては最強の株主優待銘柄です。
コロナによる巣ごもり消費増加の影響か、コロナショック後に株価が大幅上昇していますが、株主優待銘柄として人気なので、簡単に売られる可能性は低く、株価も下がりにくいと思います。
また細かなポイントとして、イオンの権利付確定日は2月末、8月末日であり、権利獲得狙いの駆け込み購入により、権利確定直前は株価が高くなる傾向ありますので、そこを避けて購入された方が所得価格は低く抑えられるかもしれません。
普段の買い物にイオンを利用されている方は、使わないと損だと思います。
もちろん、優待内容は今後の業績次第で見直される可能性もありますので、その点はご注意ください。
以上、皆さんの参考になればうれしいです。
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